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  1. 脳性まひとは?
  2. 脳性まひのタイプ
  3. 下肢痙縮に伴う尖足とは

脳性まひのタイプ

脳性まひは、運動障害の特性から痙直型(けいちょくがた)※1とアテトーゼ型※2に大別され、さらに、失調型、混合型などに分けられます。
また、下の表のように障害部位別にもいくつかに分けられ、これらを組み合わせて表現することもあります。

脳性まひのタイプ

表:脳性まひのタイプ

障害部位別の特徴

表:障害部位別のタイプ

最近は、痙直型(けいちょくがた)両まひの患者さんが増え、下肢痙縮(かしけいしゅく)への治療が多くなっています。痙縮(けいしゅく)※3とは、「筋肉に力が入りすぎて動かしづらい」状態で、下肢に痙縮(けいしゅく)があると歩行に障害が生じます。
のちに下肢関節の拘縮(こうしゅく)※4や変形・脱臼へとつながり、歩行や運動発達に影響がでるおそれがあります。

※1痙直型(けいちょくがた)
手足が硬直し、突っ張った状態になる。

※2アテトーゼ型
意図しないのに体のあちこちが動く。

※3痙縮(けいしゅく)
筋肉に力が入りすぎて動かしづらい状態のこと。

※4拘縮(こうしゅく)
筋肉が固まって関節の運動が制限されること。