脳性まひに伴う痙縮とは | 小児脳性まひの下肢痙縮に伴う尖足について | グラクソ・スミスクライン株式会社

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  1. 脳性まひとは?
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  3. 脳性まひに伴う痙縮とは

脳性(のうせい)まひに伴う痙縮(けいしゅく)とは

痙縮(けいしゅく)とは、筋肉に力が入りすぎて動かしづらい、勝手に動いてしまう、などの状態です。
脳性まひの患者さんでは、下肢痙縮(けいしゅく)への治療が多くなっています。

下肢に生じる痙縮(けいしゅく)では、かかとが床に着かない尖足(せんそく)の症状が主にみられます。
より重症の場合、はさみ肢位やかがみ肢位のような症状を呈する方もいます。

このような症状があることで歩行に障害が生じたり、衣服が着替えにくい・おむつ交換がしづらい、車いすに座っていられない、こわばった部位が痛む、などの不具合が発生します。

  • 図:尖足

    尖足

    つま先立ちのようになり
    かかとが床に着かない

  • 図:はさみ肢位

    はさみ肢位

    両足が交差してしまい、
    股関節が開かない

  • 図:かがみ肢位

    かがみ肢位

    前かがみ、かつ膝が曲がったままの姿勢になる